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モバイルバッテリーの安全な選び方【PSEマーク・発火を防ぐ】
外出先でスマホの電池が切れそうになったとき、モバイルバッテリーがあると本当に助かりますよね。一方で、ニュースなどで「モバイルバッテリーが発火した」という話を耳にして、不安に思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
モバイルバッテリーはとても便利な道具ですが、中身はリチウムイオン電池という、扱い方によっては発熱・発火のリスクがある部品です。だからこそ「どう選ぶか」「どう使うか」が大切になります。
この記事では、安全なモバイルバッテリーを選ぶときの最重要ポイントである「PSEマーク」を中心に、発火のリスクを減らすための選び方と使い方を、専門用語をかみ砕きながらやさしく解説します。
結論から:安全に選ぶ3つの要点
先に大事なポイントだけまとめます。
- PSEマークがある製品を選ぶ。モバイルバッテリーは2019年2月から電気用品安全法(PSE法)の規制対象になり、丸型のPSEマークがない製品は日本国内で製造・輸入・販売ができません。
- 信頼できる大手ブランド・正規販売店で買う。実績のあるメーカーは、PSE適合の技術基準を満たした「届出事業者」として製品を販売しています。
- 正しく扱う。高温・水濡れ・落下衝撃を避け、純正または対応の充電器・ケーブルを使うことで、リスクをさらに減らせます。
どれも難しいことではありません。この3つを押さえるだけで、安全性は大きく変わってきます。
社会的背景:なぜ「安全な選び方」が大切なのか
いまやスマホは、連絡・地図・決済・仕事と、生活の生命線ともいえる存在です。その電池切れを防ぐモバイルバッテリーも、多くの人にとって欠かせない持ち物になりました。
一方で、リチウムイオン電池を搭載した製品の事故は増えています。消費者庁とNITE(製品評価技術基盤機構)の情報によると、リチウムイオン電池を搭載した製品の事故は2020〜2024年の5年間で約1860件報告され、そのうち約85%が火災に発展したとされています。モバイルバッテリーはカバンやポケットなど、体の近くで持ち歩くものだからこそ、「安く見えるから」ではなく「安全かどうか」で選ぶことが重要です。
PSEマークとは?初心者向けにかみ砕くと
PSE法とモバイルバッテリー
「PSE」は電気用品安全法にもとづく安全基準をクリアしたことを示すマークです。電気を扱う製品が、決められた安全のルールを満たしていることの目印だと考えてください。
モバイルバッテリーは、2019年2月からこのPSE法の規制対象に加わりました。これ以降、PSEマークのない製品は日本国内で製造・輸入・販売することができません。つまり、正規に流通している新しい製品であれば、PSEマークがあるのが前提ということです。
丸型とひし形の違い
PSEマークには2つの形があります。モバイルバッテリーのように、比較的リスクが高いと位置づけられる「特定電気用品」には丸型(正確には円の中に「PSE」)のマークが付きます。一方、リスクが相対的に低いとされる電気用品にはひし形のマークが使われます。
モバイルバッテリーで確認したいのは、この丸型のPSEマークです。あわせて、届け出た事業者(メーカーや輸入元)の名称が表示されているかも確認するとより安心です。マークは製品本体やパッケージ、説明書などに記載されています。
発火を防ぐ選び方・使い方
リチウムイオン電池は、正しく使えば安全に使える一方で、扱い方を誤ると発熱・発火につながることがあります。「これなら絶対に安全」と言い切れる製品はありませんが、次のポイントを押さえることでリスクを減らす目安になります。
選ぶとき
- 丸型のPSEマークと事業者名の表示があるかを必ず確認する。
- 実績のある大手ブランド・正規販売店で購入する。
- 用途に合った容量・出力のものを選び、スペックや表示があいまいな製品は避ける。
使うとき
- 高温を避ける。真夏の車内や直射日光の当たる場所、暖房器具のそばなどに放置しない。
- 水濡れを避ける。濡れた手で扱わない、水回りに置かないようにする。
- 落下・衝撃を避ける。強くぶつけたり、重いものに挟まれたりしないように保管する。
- 純正または対応の充電器・ケーブルを使う。付属品や対応をうたった信頼できる製品を使う。
- 異常があれば使用をやめる。本体が膨らむ、異常に熱い、変なにおいがするといった場合は使用を中止する。
- リコール情報を時々確認する。消費者庁のリコール情報サイトや、NITEの「SAFE-Lite(セーフ・ライト)」で、手持ちの製品が対象になっていないかチェックできます。
避けるべき製品の見分け方
安全を重視するなら、次のような製品は避けるのが無難です。
- PSEマーク(丸型)が見当たらない、表示がはっきりしない製品。
- 極端に安い無名ブランドの製品。価格だけを理由に選ぶのはおすすめしません。
- 事業者名や連絡先の表示がない製品、説明書や表示が不自然な製品。
- 容量や出力の表示が実態とかけ離れていそうな製品(誇大な数値をうたうものなど)。
フリマアプリや個人間取引の中古品は、PSE表示や状態の確認が難しく、劣化のリスクもあります。安全を優先するなら、正規販売店で新品を選ぶほうが安心です。
大手ブランドが安心な理由とおすすめ
Ankerをはじめとする実績のある大手ブランドは、PSE適合の技術基準を満たした届出事業者として製品を販売しています。品質管理の体制や、万一のときの問い合わせ・サポート窓口が整っている点も、初心者が安心して選びやすい理由です。
ここでは、大手ブランドで容量の異なる2モデルを紹介します。使い方に合わせて選んでみてください。
まずは1台、普段使いに
スマホの充電を1回しっかり補いたい、通勤や外出のお供にちょうどよい容量を探している人向けです。
旅行や複数台の充電に、大きめ容量
スマホを複数回充電したい、旅行や出張でしっかり使いたいという人には、容量に余裕のあるモデルが便利です。
容量が大きいほど充電できる回数は増えますが、本体は重くなりがちです。「どれくらいの頻度で・何台を充電したいか」をイメージして選ぶと失敗しにくいでしょう。大容量モデルをもっと比べたい人は大容量モバイルバッテリーのおすすめ、軽さを重視したい人は軽量モバイルバッテリーもあわせてご覧ください。
FAQ
Q. PSEマークはどこを見れば確認できますか? A. 多くの場合、モバイルバッテリー本体の側面や裏面、またはパッケージや説明書に印刷されています。モバイルバッテリーで確認したいのは丸型のPSEマークと、届け出た事業者名の表示です。両方が確認できると安心です。
Q. 飛行機にモバイルバッテリーは持ち込めますか? A. 容量(Wh)などによって取り扱いが定められています。詳しくは飛行機に持ち込める容量の記事で解説しているので、旅行前に確認してみてください。
Q. モバイルバッテリーが膨らんできました。使い続けても大丈夫ですか? A. 本体が膨らむのは劣化や異常のサインの可能性があるため、使用を中止するのが安全です。処分の方法や寿命の目安については寿命・膨張・捨て方の記事を参考にしてください。
Q. 手持ちの製品が安全かどうか、あとから確認する方法はありますか? A. 消費者庁のリコール情報サイトや、NITEの「SAFE-Lite」で、リコールや事故情報の対象になっていないかを確認できます。気になるときは製品名や型番で検索してみましょう。
まとめ
モバイルバッテリーを安全に選ぶうえで、まず確認したいのが丸型のPSEマークです。2019年2月からモバイルバッテリーはPSE法の規制対象となり、マークのない製品は正規には流通していません。あわせて、信頼できる大手ブランド・正規販売店で買うこと、そして高温・水濡れ・落下を避け、対応する充電器・ケーブルを使うことで、発火のリスクを減らす目安になります。
「安いから」ではなく「安全かどうか」を基準に。この記事のポイントを押さえて、自分の使い方に合った一台を安心して選んでください。
※本記事は各製品の公開スペックと利用者の口コミ傾向に基づく比較です(編集部による実機レビューではありません)。価格・在庫・レビュー件数は変動するため、最新情報は各商品ページでご確認ください。運営者情報:運営者情報
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